SmartMedia Interface
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 デジタルカメラなどに使われているSmartMedia(旧名称SSFDC)を利用してE500シリーズに2MB〜16MBのRAMディスクを搭載するための回路とデバイスドライバです。

 今まで大容量のRAMディスクを搭載するには、高価な4MbitのSRAMをバンク切り替えなどをして使うのが一般的でしたが、SmartMediaを使うことで安価に大容量のRAMディスクを作ることができます。
 SmartMediaはFlashメモリなので電池を抜いても内容が消えません。また、暴走などで内容が書き変わってしまうこともほとんどありません。

 改造に自信が無い方のために改造代行サービスもありますのでご利用ください。



SmartMedia施工例

 SmartMediaはL45×W37×H0.76mmと非常にコンパクトなので加工しないでポケコンに内蔵することができますが、すでにRAMとか時計ICとかをごてごてと内蔵している場合は少し狭いかもしれません。
 そういうときはSmartMediaの端子部分のみを残してまわりの余計な部分をカットしてしまいましょう。素子が入っているのは端子の裏の部分だけです。
 黒いパッケージは柔らかいのではさみなどで簡単にカットできます。

 但し、16MBのSmartMediaは8MBを2枚分並べたような構造になっていて、パッケージ部分にも素子が入っているので絶対に切り取ってはいけません。(デバイスドライバはまだ16MBに対応していないのでやろうと思った人はまだいないと思いますが・・)


 私のPC-U6000にはすでに128KB-SRAMの2段重ね×2、時計IC(RP5C62)、セラロック3種類(2.3MHz、4.8MHz、8.0MHz)、ロジックIC 4個が内蔵されているのでSmartMediaの内蔵は困難と思われましたが、端子部のみにカットすることによって内蔵が可能になりました。



SmartMediaアダプタ(実験中)

 これは現在実験中のSmartMediaアダプタです。
 フロッピーディスクのような感覚でパソコンとファイルを交換できたら便利かなと思って試作してみましたが、この変なアダプタで一度書き込みを行うとパソコンでは二度と読めなくなってフォーマットもできなくなるという問題があって作業は中断しています。

 SmartMediaにはエラー訂正符号を書き込むための領域があるのですが、E500用のドライバでは書き込み時にこの部分には何も書き込んでいないのでパソコンで読み込む時に不正なフォーマットと認識されてしまうのではないかと思うのですが詳しく調べていないのでよくわかりません。

 最終的にはRAMカードスロットに入るものを作りたいのですが、まだまだ時間がかかりそうです。


SmartMedia関連リンク

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